2018/05/11 00:38


日本の真夏かそれ以上の気温、しかし冷房は無い窓からの風だけが頼りのタイの国鉄。僕たちはこれに乗ってアユタヤって言うもう町自体が世界遺産と言われている場所を目指してました。目的?寺院の遺跡を見に行くためです。

しっかしまあJRが比にならないくらい当たり前に遅れますタイの国鉄。それでいて気温も30度後半なんで窓が近くになければ満員のサウナに閉じ込められた状態で汗止まりません。「よし、俺は冷静や我慢出来る...。」と帰りの国鉄は自分に言い聞かせ続けてました。まあ帰りの話は置いといて。

日本人は僕らぐらいしかいなくてタイ人以外だと欧米人の方々達を良く見かけました。そんな欧米人の方々の中の一人で旅行に来ていた女性が優し過ぎてホンマ自分が小さく思えた出来事がサウナの国鉄で起こりました。

目的のアユタヤまでは1時間ちょっとで着く予定でした(実際遅れに遅れ2時間ちょっと掛かりましたが)。さすがに暑さと疲労にやられて僕は窓際に座り涼んでいました。途中ゾロゾロと乗客が増えて行き気付けば満員のサウナの国鉄。おばあちゃんが乗って来たんですけど誰も席を立とうとはしません。恥ずかしながら僕は「譲った方がえーかなー?」と相談してました。いつもなら譲っているはずなのに。そんな感じでグダグダどーしょう的に考えているとその欧米人の女性がサッと立ち上がって笑顔で席を譲りました。この瞬間に「俺、何やってんにゃろか?」と思ったわけです。ゴタゴタ言ってんと感覚信じてサッと席ぐらい譲ればえーものの譲らず後悔してる僕は何してんのかと。自分がやってもらったら嬉しい事を人にやろうと決めてたはずなのに自分可愛い過ぎて結局後悔して馬鹿だなあと。不親切はやればやるほど首を絞めるけど親切はやればやるほど心を耕してくれるし、笑顔になれるし、マイナスになる事なんて皆無。そういう当たり前を大切に歌詞も書いている僕自身がそんな事してたら駄目ですよね。反省しました。

そしてまたおばあちゃんが乗って来たので「こんdこそ!」と思いサッと立って「どうぞ。」とジェスチャーと笑顔でなんとか伝えたらタイ語で「大丈夫。」と苦笑いで断られ、立ち尽くしたのも良い思い出です。

ありがとう、最終列車は夜の22時に出て終点には昼の12日に到着するタイの国鉄。